奥武蔵 伊豆ヶ岳東尾根ハイキング


期  日:12月1日(金)雨のち晴れ
メンバー:岡田真也、田中美緒
タイム (とってない):西吾野(10:30頃)−森坂峠−下久通−琴平神社−伊豆ヶ岳東尾根−伊豆ヶ岳東尾根−伊豆ヶ岳―花桐―西吾野(16時頃)


森坂峠で地図を見るMさん

平日のラッシュアワーの中ザックを背負って西武池袋線に乗った。伊豆ヶ岳一般ルートは正丸駅下車だが、マニアルートと言う事で西吾野駅より出発する。地図を見ても西吾野からの登山道など私には見えない。「ここにあるじゃん」と教えてもらうがよくわからなかった。最初の峠越えをして第一村人発見。地元のふる―い山神様を教えてもらい一応拝んでからまた歩いた。天気も良くなったところでお昼タイム。岡田さんのザックの中からは万年行動食が次々と出てきて楽しかった。そこから山頂へは道なき道を進んだ。と私は思ったが、岡田さんには何のことはない普通の道が見えていたらしい。ルートファインディングも教えてもらいながら藪をこぎ最後は岩だった。ぼろぼろの岩を必死によじ登ったところでついに視界がひらけた。振り返ると"この先危険"の看板があった。山頂は360度山が見渡せすごく気持ちが良かった。下りは沢沿いをひたすら歩きついでに国道も歩いて西吾野駅にたどりついた。そこには岡田酒店という店がありつい誘われてしまった。藪あり岩あり沢あり人なしのハイグレードハイキングはとても楽しかった。(田中記)
 本屋で立ち読みした「ハイグレードハイキング」なるわけのわからん本に出ていた(変な山ばかり出ている本で結局買ってしまったが)聞いたこともないような伊豆ヶ岳東尾根というところが気になっていた。そうだ、あたしはハイキングに行くためにこの北稜に入ったんだっけ、と思い出して行くことにした(私の入会動機は先輩のじろーさんがよく覚えています)。最初はじろーさんと柳さんが筑波の地べたを這いつくばっている日に行こうと思っていたが野暮用で行けなくなってしまった。休みの土曜に出勤していたので、ぢゃあ平日にでも行って見るか、と、こんな日になったのであった。
 西吾野駅を降りガイドブックに載っていたとおりに進む。峠への登り口がわかりにくいよ

この先危険の看板

うなことが書いてあったのでわかりにくそうな道を探しながら歩くが何のことはない、一番わかりやすい沢をそのまま詰めればよかっただけであった。
杉林の中をあっという間に峠に登りつき休憩。静かでいいところである。ひと降りで集落。氏神様の左横手を入り、急登をちょっと登って尾根にとりつく。あとは静かな広葉樹混じりの林の中の踏み跡をゆっくりとたどり山頂へ。
ガイドブックには直前で左に巻けば縦走路に出れば楽と書いてあったのに頂上に直登してしまった。いやな感じの岩や木の藪こぎで頂上に出て後ろを見ると田中さんがこの先危険と書いてある看板の横からひょっこりと出てくるところであった。ここで2人の人と遭うが、山の中であった人はこの2人だけであった。
 鎖場を通って正丸峠へ行ってレストハウスでビールでもと思っていたが鎖場は落石危険通行止めと書いてありロープが張ってあったのでどうせたいしたこたぁないだろうと思ったけれど一応したがい、右手に下る。
 これがくせ者で急に下ったあと沢に出てしまい、違うなと思ったけれど登り返すのがおっくうなのでそのまま西吾野に下ることに勝手に決めてしまう。(ゴメンナサイ)
沢沿いを小一時間下ると車道に。車道に厚く積もった落ち葉を掃除している方と挨拶を交わし、退屈な車道歩きをして駅へ。途中で妙な名前の酒屋で呑み物を買って車中の人となった。(岡田記)