谷川岳 土合〜西黒尾根からトマの耳・オキの耳
加藤まゆみ


期  日 1998年4月18日()〜19日() 天候 晴れただし上は曇りのち雨
メンバー 大久保純、中村()、人見邦明、中村()、加藤まゆみ



 実はこの日、登山学校の平標山実習に行く予定だったのですが、合宿に参加したくてこちらを選びました。
2100川口駅より師匠と私は大久保さんの車で出発。どこかのインターで休憩して土合駅へ。駅にはすでに中村しぇんしぇと人見しぇんしぇは到着していた。駅で仮眠。おお、何とワイルド!

 早起きして谷川岳を目指す。ロープウェイ乗り場の前を通り過ぎる。2月に登山学校で来た時は乗ったなー。私も進歩したものよ(?)。

 左へ折れて山道を登り出す。ちょっとペースが速いのか、汗がだらだら流れる。鎖場が現れる。中村しぇんしぇに鎖を使わない様に言われる。ちょっと恐い。下りはもっと恐いだろうなー。疲れてきた。頂上はまだかと思いながら登る。

 途中でアイゼンを着けて登る。肩の小屋に到着。さすがに上の方は寒い!喉はカラカラ。500mlのペットボトルしか持ってこなかったことを後悔する。中村しぇんしぇにお茶をめぐんでもらう。休憩して、トマの耳、オキの耳を目指す。

 オキの耳から岩ゴツゴツの方へ下る。再びオキの耳に戻る。私はへろへろ状態である。自分からは絶対休憩をねだりたくなかったのだが、願い出る。肩の小屋まで我慢する。もう動けない。ここで泊まりたい、と思ったが戻らねばならぬ。

 下りは中村しぇんしぇについてもらいビリで歩く。私は一番落ちこぼれなのだろうと思いながら。

 やっと下界に着く。泥まみれの靴はどうでもよい。水をガバガバ飲む。自分の持久力のなさを実感する。頑張って皆に着いていける様にならねば。私のニューアイゼンとピッケルは傷だらけ。初心者に見えなくなるかな?(それはない)