南会津・黒檜沢

2016年8月28日
つりし(CL)、コバ、ハギ(記)

黒檜沢_GPS軌

〈CT〉
小豆温泉駐車場(6:00)〜登山道横断点(6:25)〜1110M二俣(7:40)〜1400M二俣(8:50)〜3段大滝(9:50/12:20)〜三俣状(12:30)〜登山道(16:15)〜小豆温泉駐車場(19:40)

〈記録〉

窓明温泉が休業とのゲートの告知を横目に、小豆温泉スノーシェッドの駐車スペースを出発した。なるべく時間に余裕を持ちたいし、前回は下部から遡行しているから今回は登山道横断点から入渓する、とのリーダーのお達し。今回は「前回」のリベンジだ。3年前の7月、私たちは雪渓のために標高差200Mあまりを薮漕ぎし…、さらに大滝の巻きでルートを見失い、そのまま稜線まで薮尾根を標高差300Mあまり薮漕ぎするという経験をしてしまった。きちんと遡行し直したいという思いが、ずーっと心の中にあった。

お達し通り、登山道横断点から入渓する。なんか記憶より地味だなぁという印象を持つが、白い綺麗なゴルジュ地形の中に連続する滝があったのは横断点より下流域だったと思い出した。
とはいうものの、ちょいちょい現れる小滝を越えていく。ナメ床もあるのだが、岩がゴロゴロしていてちょっと残念。ゴーロ地帯の先に右岸が大きく崩壊している1110M二俣。10Mほどの滝を左から歩いて越えると、またゴーロで、おそらくこのゴーロ帯で雪渓に阻まれたのだと思う。3M滝は腰まで浸かってシャワーで左から越え、ナメ滝を越え…またゴーロかぁ。…と、その先に滝がみえた。前回薮漕ぎの末に懸垂で降り立った1400M二俣、左俣の出合の滝だった。

滝もたまにありますが…滝もたまにありますが…
中流域の主はゴーロ中流域の主はゴーロ

少し前からガスってきていて舞台設定はよろしくないが、ここからがある意味本番。当然左俣に入る。ゴーロが多めの中間部と打って変わっての滝の連続になった。出合の滝は左から、上部がホールドが少ない。30分くらい先の5Mくらいの滝は左壁からバンド伝いに安易に巻けそうに見えたが、落ち口に乗る所が意外と悪く、下から薮に入って巻いた方が安心だ。

左俣出合の滝左俣出合の滝

ゴーロ歩きの鬱憤を1時間晴らし、いよいよ真打ち登場、前方に宿題の3段大滝。巻きの前に腹ごしらえ、じっくり休憩しながら眺める。
つりしさんがトップで登る。右壁の岩を巻くように草付をトラバースした後、直上。広いテラスからさらに岩稜を上がり、左上して岩と薮の境目へ。前回はここで左ではなく右の方へ行ってしまったんだとわかった。コバさんがつるべで薮の中に偵察に入る。OKとの合図でフィックスを辿ると、一枚岩を2〜3Mトラバースしてさらに薮の中へ。こちらの薮に入ると、地面がよく踏まれていることに気づく。薮の中の広いスペースにいったん集合し、その後は灌木を伝い笹を伝って、滝の落ち口のぴったり上に降りた。時間は少々かかったが、終わった〜。
(今回はルートがはっきり見えた。当時、積雪のある地域の沢は谷川とか等は複数回行っていたが人が入るので踏み跡がしっかりしているので、それをあてにルーファイをしていたのではなかったか(あと情報も多かったし)。いわゆる自分の目で地形、植生などを見てルートを選定していなかったのが原因であった。〈つりしさん談〉)

三段滝登場三段滝登場
写真5

ほどなく前方が開けて三俣状、ここは右の滝を登り、次の二俣は水の多い左へ。最後の滝らしい滝6M滝は登れず、右の乾いた岩の凹角から。ラバーソールのコバさんが嬉々として登り確保してくれる、フェルトだとちょっと登りにくい+ちょっと遠かった。水が冷たくなってきた…と思ったら、あっけなく水枯れ。窪になってしまった沢型を進むが、とうとう薮漕ぎに突入した。

三俣状三俣状

シャクナゲ、蔓がミックスしていた前回と異なり、根曲り竹メインの薮だったが。背丈より大分高く、濃密猛烈な薮でなかなか前に進まない。右へ右へと心がけていたはずが、進みやすい方へ導かれていたらしく、GPSで確認したら地形図の1900M岩マークの左側に入ってしまっていた。前方の岩を避けて右上へ、右上へと漕いでいくと、飛び出したのは三岩岳直下2020M付近、登山道からちょっと三ツ岩方面に入った所。先ほどの前方の岩=三ツ岩だったらしい。少し歩くと登山道に出た。

激薮激薮

もう夕方。大滝巻いたらすっかり終わった気分でいたが、最後まで濃厚すぎた。やれやれ。そして最後はお約束?ヘッデン下山になる。改めて、日帰り沢にしては長めで厳しいなぁと思った黒檜沢だった。

ともあれリベンジ。成りました!

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