北アルプス 赤木沢~黒部五郎岳~双六岳

  • 場所:折立~赤木沢~黒部五郎岳~三俣蓮華~双六岳~新穂高温泉
  • 日程:平成27年9月19日~9月22日
  • メンバー:サブL・かおり(記録) + 合流:アトムL・トヨタ
  • 記録

 

 

9月18日 夜の新宿バスターミナル(新宿発~富山駅前)

シルバーウィーク前夜。富山電鉄の夜行バスをなんとか確保でき、3列シート居心地の良い夜行バスで富山駅へ向かう。仕事が切羽詰っていたサブLもなんとか間に合う。

 

9月19日 土砂降り☂ →☀ (富山駅~有峰口(タクシーにて)~折立~太郎山~薬師小屋)

 

AM5:30 富山駅に近づきバスのアナウンスで目を覚ますと、外は土砂降りの雨である。

駅が停留所に停まると、とりあえずオフィスビルの軒先に避難し、100mも離れていない富山電鉄の駅に行くのに雨具・ザックカバーを着用する…そして地下道を使う。

6:11 発の電鉄に乗り込み、雨を引き連れて有峰口へ。雨女の話題でもり上がりつつ、携帯で天気予報をチェックし、希望を見出そうとする女2人。

有峰口で予約していたタクシーに乗車。運転手さんに「なんで降っているのかね?」との疑問に苦笑い。

9:05 折立出発

雨具を着用して、樹林帯の中を登る。すごい人混みで40人近い団体が3組いた。

14:30 太郎山到着

樹林帯を抜けたあたりから、雨があがり、天気が回復。

太郎平について、トイレ休憩から戻るといっきに視界が晴れ、目の前に雲ノ平から水晶・薬師などの絶景が広がる。雨女な2人はあまりのお天気の回復っぷりに一生涯の運をここで使い切ってしまうのでは?と不安がる。テンションはMAXである。

赤や黄色に変わり始めた風景を楽しみつつ、薬師沢小屋へ下る。

3:30 薬師沢小屋到着

テント泊禁止のため、素泊まり。小屋は混雑の為、自炊は外でするように言われる。お天気も良いのでウッドデッキに陣取る。乾杯する直前サブLが床板を踏み抜く。釘が留っていない板の端に乗ったのだ。隣にいた男性達が美女の事よりビールの心配をする。サブLの足のケガよりビールが未開封だったことを喜ばれた。優しさには感謝。足も無事だし気を取り直して乾杯。最高に美味いサブLの夕食で大満足の一日が終了。

 

9月20日 晴天 ☀ (薬師沢小屋~中又乗越~黒部五郎岳~黒部五郎小屋)

 

5:20 薬師沢小屋わきの階段を下り、黒部川に入渓する。天気も良く、先頭を歩くサブLの後を何とかくっついていく。左岸へ右岸へと何度かわたると赤木沢の出合へ。

先行パーティを発見。後を追いそうになるが、サブLが「あれ?ここ赤木沢出合じゃん?」と左岸へ。どうやら、黒部川本流を詰める人たちのようだ。

その時、後ろから名前を呼ばれる。後続パーティの一人がサブLの友人でしばし盛り上がる。世間は狭い。

写真①「赤木沢出合。楽園です。」写真①「赤木沢出合。楽園です。」

天気も良く、気温が高いので寒さは無い。水は冷たいが。

順調に前を遡行するリーダーにピヨピヨとついていく。ちょこちょこお助け紐を出してもらい無事に大滝へ。

F7:大滝はザイルを出し高巻。

その後小滝とナメが続き、分岐へ。

資料①「汚い手書きですが、遡行図」

 

左右でしばし迷うが、磁石と周囲の状況で左側を詰める。

水が途切れる前に給水。登山靴に履き替え赤木岳と黒部五郎だけの間にある最低鞍部を目指す。

最後にほんの少しだけハイマツをこぐと、サブLのルーファイが神業で中俣乗越の標識の目の前に出る。

しかし、ここからが長く、黒部五郎岳の登り・小屋までの長~い道のり。私はバテた。

荷分けしてもらったにもかかわらず、黒部五郎岳頂上直下の急登がキツい。沢装備を全て捨てたいと本気で思った。頂上にようやくつくと、一面ガスがかかり眺望無し。五郎・・・つれないオトコだ・・・

時間も押しているので、早々に小屋へ向け急登を下る。

一瞬黒部五郎小屋が見えるが、すぐに見えなくなる。ここからが長い。アップダウンはそれほど無いが、疲労困憊の体には見えたはずの小屋が中々着かないのにはメンタル的にヤラレル。五郎小屋・・・つれないお方・・・

5:35 日暮れギリギリで到着。

テント場が溢れかえっていて、張れる場所が無い。暗くなって、何とかハイ松とクマ笹の上に張る。

受付を済ませてくれたサブLが「酒が売り切れていた!」と憤慨して帰ってくる。食事を済ませ、早々に就寝。

 

9月21日 晴天 ☀ (黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~三俣蓮華小屋~鷲羽岳~三俣蓮華小屋)

 

4:00 起床。早々に体調不良を告げ、様子を見ながら出発してもらう。6:15 小屋出発。

途中、体調不良で大休止を取ってもらいつつ9:35 三俣蓮華小屋到着。

すでに、テント場がかなり埋まっており、アトム隊のスペースも確保。

サブLは黒部五郎小屋でアルコールが確保できなかった怒りを思い出したかのように、酒を調達する。やはりビールは品切れ。最後の一本だった赤ワインと日本酒を確保していた。

受付を済ませ大休止の後、本日の目的である水晶岳ピストンはあきらめ、目の前に格好良くそびえる鷲羽岳のみ登ることにする。

写真②「鷲羽池と落込むサブL。日焼止を忘れたLにキレる私。あんなに世話になったのに…写真②「鷲羽池と落込むサブL。日焼止を忘れたLにキレる私。あんなに世話になったのに…

快晴無風の中、鷲羽岳山頂で2時間近く休憩。絶景の中、ゆっくりとした時間を味わい至福。

後ろ髪をひかれつつ、三俣蓮華小屋に戻ると、小屋前でばったりアトム氏・トヨタ氏に会う。

アトム氏渾身の鍋料理に大盛り上がりとなる。

明日の予定である、槍ヶ岳の情報では大混雑でテント場・槍の穂先大渋滞とのこと。

一日早いが予定を変更し直接、新穂高温泉へ下山することにする。

 

9月21日 晴天 ☀ (黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~三俣蓮華小屋~鷲羽岳~三俣蓮華小屋)

 

3:00 起床。6:00頃 テント場出発。

トイレが大混雑で、大変なことになっていた。

薬師沢小屋・黒部五郎小屋・三俣蓮華小屋ともに、過去にないくらいの収容人数らしくテント場も場所外に張っているテントがすごい。

写真③「小屋の前にあった張り紙。憎悪か愛のどちらかが芽生えそう」写真③「小屋の前にあった張り紙。憎悪か愛のどちらかが芽生えそう」

最高のお天気の中、三俣蓮華・双六と順調に登り、双六小屋から新穂高温泉に向けて下山。途中の鏡平小屋の池に移る逆さ穂高にしばし見とれる。長い下りだが4人で楽しく下る。

写真④「双六からの稜線で。後ろの槍の穂先は往復30分の所を4時間以上の大渋滞らしい…」

わさび小屋でサブ・アトム両リーダーが先行して車を取りに行ってくれる。大型連休の為駐車スペースが無く、ロープウェイで上がったところに駐車したらしい。どこもかしこも混雑している。

新穂高温泉で日帰り入浴し、仮眠をとり夜のすいている高速で帰京した。

サブLのおかげで、無事に遡行し縦走できたことに本当に感謝。また合流後重たい荷物を担いで生野菜を運んでくれたアトムL、トマトをふるまってくれたトヨタお姉さま、皆様に感謝感謝です。

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