古賀志クライミング

●日時平成25年11月2日(土曜)~4日(月曜)

●場所:
11月2日「不動滝左フェイス」
11月3日「不動滝右フェイス」
11月4日 悪天候のため、インドアへ転戦

●ルート:当文書の末尾を参照ください

●参加メンバー:アベ(L)、サイトウ(SL)、中村、はぎ、つりし、さぶ、カオリン、コバ、みっちゃん、たかたか(記)

●記録 :
7時に岩槻駅集合。アベさんの車で、中村さん、ハギちゃん、カオリン、タカタカの5人は、古賀志のゲレンデへ向かう。3連休初日の下りは渋滞し、到着まで2時間半くらい費やした。

古賀志の岩質はチャートで逆層。しかし、傾斜はそれほど無く、5.9以下のルートも沢山ある。ボルトもしっかりしていて間隔も近い。とはいっても、リードとなると難しいもの。早速、ベテランのアベさんが「粉屋の娘さん」をリード。アベさんは右肩に痛みがあるそうだが、率先してリードを担当してくれた。阿部さんの登りは何回見ても、バランスが良く、とても美しい。また、もう1人のベテラン中村さんのクライミングは素早くて、あっという間に終了点に到達している。中村さんにとっては久しぶりの山行参加だが、そのブランクを感じさせない。さすが岩場に慣れているなぁと感じた。

さて、ベテランはその2人以外にも、もう1人いた。ハギちゃんの知り合いの男性、○田さんだ(とりあえず匿名)。偶然にゲレンデで会ったのだが、○田さんは「仲間が午後からくるので、午前中はクライミング仲間に入れてくれないか」とのこと。私たちも承諾して一緒にクライミングを楽しんだ。というか、何本もトップロープをセットしてもらった。と言ったほうが正しい。○田さんのお陰で、皆が様々なルートを充分に楽しんだ。

他メンバーも負けてはいない。特に、はぎちゃんとカオリンのやる気がすごい!幾つかの難しいかぶったルートに果敢に挑戦して、核心部分を何度も何度もトライする。○田さんも絶賛。「本当にすごい!よくそんなに長くねばるねえ。大したものだ。」と褒めてくれた。

この日、トータルで6~8本のルートを登り、疲れ果てた。だからこそ、その後の飲み会は最高だ。中村さんは所用により日帰りで残念。アベさんが美味しいご馳走を振舞ってくれた。1日目夜はキムチ鍋、2日目朝は鳥南蛮うどん。キムチ鍋は豚バラと蛤のダシが旨みタップリ、ニンニクとゴマの香ばしさが堪らない。鳥南蛮は鶏モモ(大)2枚をこんがり焼いてからカットして鍋へ。どちらも料理のコツがぎっしり詰まった一品。女子3人は、ビール片手に「へ~、勉強になるねえ~」などと言いながら、つまみをポリポリ食べている。。アベさん、すみません、本当にありがとうございました。

翌日の11月3日は、サイトウさん、コバさん、さぶちゃん、みっちゃんの4人が朝から合流。つりしさんは夜から合流予定。

まず最初にハギちゃんが「新人クラック」をリード。スムーズに登っていく。サブちゃんも同じルートを何の問題も無くリードでクリア。アベさんも「タケチャンマン」をリードする。このルートは結構ホールドが悪いのだが、相変わらずお手本になるクライミングだ。

リード中のハギちゃん

リード中のハギちゃん

さて、新人(?)の3人はどうだったかというと、、、

まず、コバさんはスタイルが良く手足が長いので、ヒョイっとホールドに手が届くあたりが羨ましい。そして、ハギちゃんとカオリン同様、結構ねばる。何度も何度も挑戦していて、体力があるなあと感じた。

みっちゃんは、外岩の経験は1、2回しかないにも関わらず、スイスイと登っていく。その姿に一同びっくり!岩登りの素質があると皆に褒められていた。そんな中、みっちゃんが急に「思いつきました」と言う。テンションかけるとき、その前に「あ」をつけると、「アテンション・プリーズ☆」(スッチー風)になる、ということを発見したらしい。。。私たちは何とリアクションすべきなのか?一瞬にして回りの空気を凍らせた。気を取り直して、みっちゃんが登る。しかし、中盤でまさかの「アテンション・プリーズ☆」を大声で叫ぶ。当の本人は、先ほどの凍りついた雰囲気を察することが出来ていなかったようだ。今回の合宿中、みっちゃんはこのような爆弾を何発もぶち込んできたのだが、その全てをここに書ききれないことが惜しい。何回お腹を抱えて笑ったことか。この調子だと、一年後には北稜会員はトレーニングなしで、腹筋がシックスパックに割れていると思う。

ガシガシ登るみっちゃん

ガシガシ登るみっちゃん

サイトウさんは、次から次へとリードをして、トップロープをセットしてくれた。流石20年前に日本のクライミング界を騒がせた男。長期ブランクを感じさせない安定した美しいクライミング。アベさんは昼過ぎに帰ったのだが、もしサイトウさんがいなかったら、残りのピヨピヨ集団は路頭に迷ったことだろう。本当にサイトウさんが入会してくれて良かった。他メンバーへの面倒見も良い。例えば、、「ドライアイス・センセーション」の終盤にマントリングする箇所がある。そこまではサイトウさんがリードしてくれたのだが、その箇所から終了点までのみをタカタカがリードすることに。しかし全くクリアできないタカタカを哀れんで、マントリングした後にある支点に、サイトウさんが隣のルートからヌンチャクを先に掛けてくれた。しかも3本も連なって。。 サイトウさんの優しさを感じる。タカタカには極楽からの蜘蛛の糸に見えたのだった。

どんどんリードする齋藤さん

どんどんリードする齋藤さん

この日も6~8本登って、皆大満足。夕食はコバさん特製カレーシチュー。トマトベースのスープにカレーの風味が食欲をそそる一品。まず、細かく丁寧に刻んだニンニクやショウガ、アクセントで鷹の爪などを炒めることから始まる。その丁寧な仕事に、皆が感心する。野菜とお肉がタップリ入って、栄養満点だ。さらにお手製のお酒も持参。そのほかにも即席アレンジで、酒盗のパスタ(これが絶品!)やソーセージのチーズ焼きなど、沢山のおつまみメニューを作ってくれた。昨日のアベさんといい、皆を楽しませようと色々気を使ってくれて、本当に感謝します。

そんな宴会の最中、つりしさんが到着。更に宴会を盛り上げてくれた。しかし、宴会の途中で急に強い雨が降ってきて、さあ大変。すると、つりしさんはご自身で作ったというタープをロープで木に固定して、即席で宴会会場を作ってくれた。さすが、沢登りの達人だ。

この夜、強い雨が降り、3日目の最終日は岩登り中止。深谷のジムへ転戦したのでした。

この3日間の合宿中、皆がクライミングを大満喫できたことと思います。リーダーのアベさん、サブリーダーのサイトウさんをはじめ、皆様大変お世話になりました。誠にありがとうございました!

●ルート詳細

11月2日「不動滝左フェイス」
・粉屋の娘さん(5.9) 中盤のカチが数手続くところが核心。
・沙羅ちゃん(5.8)
・ブラックレイン(5.8) 一番易しい。
・鼻カンテ(5.10b) 壁がかぶっているが、ガバが多い。体のフリを意識。
・競技会ルート直上(5.10a) 途中テラス沿いに左から回り込むと「競技会ノーマル」
・ウルトラマン・フェース(5.9) 少し壁がかぶっている。意外とホールドが小さくて悪い。

11月3日「不動滝右フェイス」
・新人クラック(5.8) クラック沿いにガバあり。
・タケチャンマン(5.10c) 少し壁がかぶっている。中盤でカチが続き、次の左手も悪い。
・ドライアイス・センセーション(5.10a) 体のフリを意識してバランスを取る。
上部のマントリングも面白い。色々なムーヴが出来て、良いルート。
・凹状フェイス(5.9) 体のフリ、バランス大事。ガバが多い。
・失神クラック(5.10c) 下部はクラック沿いにガバがあるが、中盤はカチが増える。
・凹状ハング(5.10a) え?ほんとに10a??ホールド悪い。

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